ヒロシマから世界へ届けよう
「劣化ウランヒバクシャ」の声を!


― 8月3-6日 劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会 開催 ―


 8月3-6日、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)第3回国際大会が広島で開催されます。国際大会では、これまでのICBUWの活動や国内外での様々なとりくみをふまえて議論・交流し、また科学者・専門家なども迎えてウラン兵器の環境汚染・健康被害の問題、被害調査の課題、ウラン兵器の国際的全面禁止をめざす「禁止条約」締結に向けての戦略などについて議論を深め、今後のウラン兵器禁止をめざす国際キャンペーンを前進させる大きなステップにしたいと思います。

 とりわけ被爆地ヒロシマで開催される今回の大会では、イラクをはじめ世界各地からウラン兵器の被害者(=劣化ウラン・ヒバクシャ)を迎え、その声に耳を傾け、被害者とともにウラン兵器の全面禁止と被害者支援・補償を求める強いアピールを国際社会へ発信したいと考えています。私たちの呼びかけに応え、国内外から多くの方々が参加を表明しています。イラク、欧米から、ウラン兵器の被害者、専門家、活動家、ジャーナリストなど、約30名が来日を予定しています。

 今回の日本での大会では、アジア太平洋地域でのネットワークを広げる機会にもしたいということで、韓国で米軍基地、対人地雷やウラン兵器などの問題に取組んでいるジャーナリストLee Siwoo氏も参加します。(順次、改訂する予定ですが、現時点での参加者のリスト、プロフィール、プログラムなどは「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」のサイトをご参照下さい。http://www.nodu-hiroshima.org )

 ウラン兵器禁止運動、補償を求める被害者の運動、反戦平和、反核、反原発、環境保護、人権擁護など、国内外でのさまざまな運動に取り組む人々とともに大会を準備し、成功させましょう。多くの皆さんのご参加、ご協力をお願いします!

 賛同のお願い:ICBUW国際大会の開催にあたっては、海外ゲストの招待、同時通訳、会場準備など、かなりの予算が必要と考えておりますが、今回のホスト国として日本側で資金の大部分をまかなわなければなりません。つきましては、ICBUW国際大会開催の趣旨と意義をご理解頂き、賛同カンパを呼びかけたいと思います。ご協力のほど、よろしくお願い致します。              振津かつみ(ICBUW評議員)

ICBUW国際大会賛同カンパ:団体一口5000円、個人一口1000円 

振込先:郵便振替 01310-0-83069 「ICBUW・国際キャンペーン・ヒロシマ支部」

[目次へもどる]