祝島へカンパを!

4月1日をすぎてもOKです。
一番下の郵便振替口座に、ぜひ、お心を!
 
以下に、祝島島民の会からのアピールを転載します
 
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祝島の漁民・島民がこれからも上関原発反対運動を
続けられるよう、ご支援・ご協力をお願いします!
 
●はじめに
 
 上関原発計画が表面化して以来、24年を超えました。
この間、祝島漁協組合員・家族をはじめ祝島島民は自らの
仕事や生活を犠牲にし、様々な不利益を甘受しながらも、
反対運動の中心になって闘い続けてきました。
 
●漁協合併にいたる経過
 
 全国的にも漁協合併の動きが進む中、山口県も例外では
なく、多大な負債を抱える信漁連問題もあって、その動き
は急速に強力に推し進められてきました。
 
 従来、祝島漁協は反原発運動の支障となるため、合併に
は加わらないという姿勢を続けてきました。
 
 しかし、組合員の平均年齢70歳という高齢化の進行と
近年の不漁、漁価低迷という苦境の前に、漁協経営は不振
を極め、過去数年間は大幅な欠損金を出すという事態に陥
り、単独での漁協の維持・存続自体が困難になってきまし
た。事ここに至って、組合員の今後の営漁および生活のた
めに、総会において合併やむなしという結論に達しました。
 
●新しい問題の発生
 
 ところが、合併に加わるためにはその前に、現在かかえ
ている負債を解決することが条件となっています。財政的
に余裕のない漁協、組合員にとって総額2000万円を超
える負債等を解決する資金を負担することは、たいへん困
難です。
 
 そこで、苦渋の選択として、10年前に上関原発環境影
響調査が強行された際、受け取りを拒否して法務局に供託
されている中国電力からの迷惑料2200万円を使わざる
を得ないという決定を一旦はしました。実は、実際に祝島
漁民が多大な迷惑を受けた環境影響調査は法的にも終了し、
供託金も平成17年末で10年の期限が来て、国に収納さ
れることになっていたのです。

 しかし、やむなく迷惑料を使うことを決めた後も、漁協
の組合員や家族の中には、本当にこれでいいのかと心に引
っ掛かりを持つ人も数多くいました。
 
●中電からの金を使わず、負債を解決するために
 
 そのうち組合員やその家族を中心に島民の有志が集まっ
て相談が始まり、この迷惑料を使うことが24年以上続い
ている上関原発反対の闘いに大きな支障となるとの判断の
もと、漁協組合員が今後とも従来どおり行動していくため
には、中電の金を拒否したほうがいいとの結論に達しまし
た。また、この話を聞いた他の組合員や家族からも、中電
の金を使わないならそれにこしたことはないという意向が
広がりました。
 
 その結果、あらためて祝島漁協は12月15日総会を開
いて、中電の迷惑料を使う決議を撤回しました。

 しかし、負債を解決する資金が必要なことに変わりはあ
りません。
 
 そこで、漁協・組合員という枠を外して、みんなで必要
な資金を集めようということになりましたが、合併期日は
平成18年4月1日です。それまでに必要な資金が確保で
きるかといえば、確証はありません。そのため、島の責任
者の個人借り入れという形で当面対処し、長期にわたって
みんなの手で返済していこうということになりました。
 
●どうかお願いします
 
 私たちは全力で資金確保、借入金返済に取り組みます。
また、心ある皆様方のご協力を仰げたらと願っています。
本来、たいへん勝手なお願いだということは重々承知して
いますが、事情ご賢察のうえ、ご支援いただければ幸いに
存じます。
 
 どうか、上関原発反対運動に今後とも島ぐるみで取り組
むことが出来るためにも、ご支援・ご協力のご検討のほど
よろしくお願いいたします。
 
   2005年12月             
   上関原発を建てさせない祝島島民の会                      
           運営委員 一同
 
連絡・問い合わせ先 
(清水) 電話・・・0820−66−2206
    FAX・・・0820−66−2828
     携帯・・・090−3637−0830
 
郵便振替:01390−4−67782「祝島島民の会」


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