増刷されました!
『原発をとめるアジアの人びと』
推薦文:河合弘之・小出裕章・鎌仲ひとみ・広瀬隆・海渡雄一・伴英幸・鎌田慧・満田夏花・ミサオ・レッドウルフ・斎藤貴男
【もくじ】
1 アジアの反原発運動と日本の原発輸出
2 インド・「非暴力・直接行動」で立ちむかう
3 トルコ・チェルノブイリ事故の記憶に突き動かされて
4 ベトナム・一党独裁のもとで進められる原発
5 インドネシア・民主化とともに歩む反原発運動
6 台湾・第四原発の完全廃止をともにめざす
7 フィリピン・「バターンの怪物」をとめ続ける不屈の人々
8 タイ・福島事故後に「国民の八割が原発反対」
9 韓国・住民投票で原発をとめる
10 核の連環の中にいる私たち(オーストラリア、マレーシア、バングラデシュ、パキスタン、ヨルダン、アラブ首長国連邦、中国、モンゴルなどの現状、問題点)
チラシ http://www.NoNukesAsiaForum.org/
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河合弘之 「脱原発は日本だけしても意味がない。アジアとの連帯が絶対に必要です。そのためにはアジアの友人たちがどのように闘ってきたかを知らなければなりません。そのために、この本は非常に役に立ち、感動的でもあります。自分たちだけが苦しみながら闘っているのではないと知ることは、私たちを勇気づけます」

小出裕章 「自国内では原子力を進めることができなくなった欧米や日本の原子力マフィアは、アジアの国々を食い物にしようとしている。本書は、それと徒手空拳で戦ってきたノーニュークス・アジアフォーラムの貴重な記録である」

鎌仲ひとみ 「本書はアジアの人々の反原発運動の現場からの声を届けてくれる。かつてアジアに戦火をもたらした日本がこんどは原発をもたらそうとしている。それに抵抗し、声を上げ続け、命をかけて闘うアジアの人々と私たちは繋がっていること、それこそが運動がもたらす豊かさだということが伝わってくる。脱原発を目指すアジアの人々とは私たちそのものなのだ、と実感させてくれる、どこにもない1冊です」

広瀬隆 「ノーニュークス・アジアフォーラム通信を読まれている人も多いだろうが、日本以外のアジアの反原発運動について、くわしく現状を語ってくれたのが、本書である。手元に持っておいて、絶対に損はしない」

海渡雄一 「すばらしい本が出版された。ノーニュークス・アジアフォーラムの海を超えた22年間の活動がまとめられている。日本が原発を輸出しようとしている、インド、トルコ、ベトナムや、インドネシア、台湾、フィリピン、タイ、韓国で何が起きているのか? すべての場所で、人々が立ち上がり、原発を止めるために闘っていることがわかり、勇気づけられる。そして、私たちの日本国内での原発再稼働を止める闘いとアジアの民衆による原発ノーの闘いは直接つながっていることも実感できる。是非、一人でも多くの仲間に手にとって読んでほしい」

伴英幸 「アジア各国で巻き起こる死を賭した反原発闘争を知ることができる貴重な一冊。NNAFが長年にわたって築き上げてきたアジアのネットワークがあってこその記録書だ」

鎌田慧 「韓国、台湾の原発を訪問したとき、ノー二ユークス・アジアフォーラム通信がとても参考になりました。アジアとの連帯をつくりだした運動は貴重です。この本が大きな手がかりになります」

満田夏花 「『原発』という巨大で理不尽なシステムに対するたたかいは、国家の圧制をはねのけ、民主主義を求める運動だ。それはときに、命をかけた運動となる。『非国民』のレッテルをはられ、身分を剥奪され、投獄され、弾圧されても、人びとは、ふるさとを守るために抗い続け、そしてそれは時に権力を圧倒する大きなうねりを生み出す。本書は踏まれても踏まれても立ち上がるアジアの民衆の力を伝えてくれる」

ミサオ・レッドウルフ 「台湾の運動グループのアテンドで第四原発を視察して、脱原発のアジアの連帯の必要性を改めて実感しました。この本はその実現の為に欠かせない貴重な記録です。アジアから脱原発世界を実現していきましょう!」

斎藤貴男 「日本は今、ほとんど原発立国を目指しているような状況だ。原発輸出を中核とする『インフラシステム輸出』の国策が、グローバル企業を守る軍事力の拡充を求め、新たな帝国主義をもたらしかねない。ノーニュークス・アジアフォーラムの新刊は一筋の光明である」


■『原発をとめるアジアの人びと』
(ノーニュークス・アジアフォーラム編著)
発行:創史社 発売:八月書館

1冊 1500円
注文はノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局へ
→ sdaisukeアットマークrice.ocn.ne.jp
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