日本で開催
ノーニュークス・アジアフォーラム2011

For nuclear free Asia, nuclear free world, and nuclear free future!

     福島原発震災の真実を世界に伝える

〜地震活動期のアジアから放射能の被害をなくすために〜


開催期間:2011年7月30日〜8月6日
開催場所:福島、東京、広島、上関

<海外参加者>

タイ:持続可能性のためのオルタナティブ・エネルギー・プロジェクト、非核市民ネットワーク、
   など8名 

インドネシア
:反核市民連合、ナフダトゥル・ウラマー(中ジャワ州)

フィリピン:非核バタアン運動ネットワーク

インド:反核運動全国連合

台湾:環境保護連盟、緑色公民行動連盟、環境権益促進会、緑党、緑色陣線、台湾公共テ
   レビ、前副大統領など22名

韓国:エネルギー正義行動、グリーン・コリア、参与連帯、環境運動連合、エネルギー気候政
   策研究所、労働健康連帯、健康と代案、保険医療団体連合、社会進歩連帯など14名


NNAF 2011日程

           アジアの仲間たちとともに 「NO NUKES!」 と叫ぼう

7月30日 福島原発事故について・福島の人たちの体験を聞く (海外参加者向け)
          
7月31日 福島県民集会・デモ参加(主催:福島県平和フォーラム)
         13:00〜15:00 福島市「街なか広場」福島駅東口徒歩5分 

      シンポジウム「アジアにおける原発輸出を考える」
                 http://mekongwatch.org/events/lecture01/20110731.html
          13:00〜16:30 早稲田大学小野記念講堂
                 山手線 高田馬場駅 徒歩 20 分、地下鉄 早稲田駅 徒歩5 分

8月 1日 NNAF国際会議
          9:30〜18:00 東京麻布台セミナーハウス(港区麻布台1-11-5)
                  日比谷線 神谷町駅下車(E1出口)徒歩3分,三田線 御成門駅下車 徒歩10分

8月 2日 東京電力前アクション(抗議行動)14:00〜15:00

8月 3日 上関原発反対運動と交流、祝島・田ノ浦へ

8月 4日 原爆資料館見学、平和行進・原水禁大会参加

8月 5日 国際会議「脱原子力にむけた構想力」(含:韓日反核市民社会フォーラム)
            9:30〜17:00 YMCA国際文化ホール(中区八丁堀7-11)
                                      市電 立町下車 徒歩3分
       「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・フクシマ」アクション
          18:30〜19:30 原爆ドーム前

8月 6日 式典参加、中国電力抗議デモ・集会参加


 原爆の惨禍を受けて、人類が「過ちは二度と繰り返しませんから」と誓ってから66年。チェルノブイリ原発事故が、子どもの命と地球環境に取り返しのつかない悲劇をもたらし始めてから25年。東海村JCO臨界事故が労働者の命を奪い、周辺住民を被曝させてから12年。柏崎刈羽原発を直下型地震が襲い、致命的な損傷をあたえ過酷事故寸前の事態になってから4年。

 私たちには、立ち止まって考え直すべききっかけが何度もありました。しかし日本の原発は増え続け、とうとう悪夢のような原発震災が引き起こされてしまいました。私たちが選び取るべき未来の方向は、もう明らかなのではないでしょうか。

 1993年から各国持ち回りで開催されてきたNNAFが日本で緊急開催されます。アジア各国の仲間が、福島の人々の声を聞き、学び、それぞれの国における脱原発をさらに推し進めるために来日を切望しています。この機会に、福島原発の真実を広くアジアの人々に伝えたいと思います。また、アジア諸国への原発輸出を止めるために、私たちの連携を強化する機会とします。さらに、アジアの人々に、ヒロシマの心を、上関原発反対の闘いの経験を伝えます。

 核も原発もない未来を実現するため、今こそ私たち一人ひとりが立ち上がりましょう。アジアの友人たちと出会い、死の灰の歴史を断ち切りましょう。

●フォーラムの成功に、あなたの力を!
                         
 日本で緊急開催されることとなったNNAF2011を成功させるため、どうか皆様のご支援をお願いいたします。このフォーラムは皆様からの賛同金で運営されます。賛同金は、海外ゲストの日本滞在費(宿泊費、国内移動費など)、通訳翻訳費、アテンドや会場費などとして使わせていただきます。

 「6.11脱原発100万人アクション」では、インドネシア、フィリピン、台湾、韓国などでも様々なアクションが取り組まれました。それらは、私たちの呼びかけに応えてくれたものでもあります。しかし今アジア各国で反原発のうねりが大きく広がりつつあるのです。その彼ら、彼女ら40名が、NNAF2011に参加して、福島原発事故について学びたいと強く希望しています。約300万円必要です。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

賛同金 個人:一口2000円、団体:一口5000円(小グループは3000円)
郵便振替 00940-8-146764  口座名 NNAF2011

*ゆうちょ銀行へ賛同金を振り込んで下さるときは、店番099 当座 0146764 「NNAF2011」へ

連絡は ココをクリック

NNAF2011実行委員会
<連絡先>
原子力資料情報室 Tel. 03-3357-3800
原水禁 Tel. 03-5289-8224
NNAFJ事務局 Tel. 06-6833-5323

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こんなにあるの?! アジアの地震帯地図と原発・核関連施設・建設計画

 いま世界は地震の活動期に入ったと言われています。アジア地域は、地震帯を書き込むと地図がうずもれてしまうほどの地震頻発地帯です。



<韓国>
 4か所で21基の原発が運転中。建設中・計画中が11基。2009年12月末、UAEでの原発建設を受注。東南アジアへの原発輸出も狙う。

<台湾>
 3か所で6基が運転中。コンリャオに建設された第四原発は東芝と日立による日本初の原子炉輸出として建設中、大きな抗議が広がった。

<タイ>
 バンコクに1基の研究炉。97年にはオンカラック研究炉建設が住民の反対運動で中止。2000年には放置された医療機器によるコバルト60被曝事件発生。政府は福島原発事故で原発計画を3年延期。

<インドネシア>
 ジャワ島に2基の研究炉。90年代に軍事独裁政権下でムリア原発建設計画が浮上。反対運動や政権交代の中で立ち消えたが、07年に原発計画が復活した。

<フィリピン>
 マルコス政権下でバタアン原発建設するも、民衆運動の高まりで運転前に凍結。08年に原発復活の動きが活発化。全国で新規の立地可能性調査が。大統領は韓国からの原発導入を示唆。

<インド>

 原発は6か所で18基が運転中。4基が建設中。ウランの採掘から再処理まで、民生用、軍事用双方で独自の核施設をもつ。ジャイタプール原発など新規建設計画も多数。

<中国>

 原発13基が運転中。28基建設中。軍事用核施設や核実験場跡地もある。環境運動の高まりとともに原発に反対する動きも見られ始めた。

<モンゴル>

 日米が共同で昨年秋から使用済み核燃料処分施設建設を極秘に計画していたことが発覚。見返りに中部のバヤンタルに原発を建設する計画も進んでいた。

<その他>
 ベトナム、ヨルダン、ビルマ、トルコなども原発導入を検討中…

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